内定者フォロー内容を決める3つのポイントをわかりやすくご説明します。

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内定者フォロー内容を決める3つのポイント

はじめに

はじめまして。プロシーズです。

内定者フォローツール[内定者パック]を2003年から提供しています。
毎年、何百、何千人という人事担当者様のお声をいただき、内定者フォローの現実と真剣に向き合ってきました。

なぜ今、内定者フォローが重要なのか?

近年、新卒採用の見通しは、確実に採用予定数が増えており、多くの学生は内定を2~3つは持っている状況になってきました。
欲しい人材は企業間で競合し、結局「同じ学生に内定が集中する。」という、内定取得者に限れば、売り手市場という状況も見られます。そんな中、コストと手間をかけて内定を出した人材を、いかに取りこぼしなく、かつ意識高く、入社させるのか、が人事担当者様にとって重要な仕事となってきます。

内定者フォローって何をしたらいいの?

とはいっても、実際の現場では、それぞれの会社でスタンスが異なっており、フォロー内容は様々です。

人事担当者様の中にも「じゃあ、何をすればいいのか。」「他社はどうしているのか。」と、お悩みの方はいらっしゃると思います。

この悩みを解決するポイントは、
ズバリ、会社が内定者に望むこと内定者が望むこと、この2つを明確にし、優先順位を付けて、方針を決めることです。

ご存じの通りですが、商品やサービスが社会に呼応した形で変わっていくのと同じように、内定者の気持ちや企業のニーズも、景気や社会情勢によって揺さぶられ、変わっています。
そこで、その時々の不安感を解消し、採用した人材を無事に入社につなげるのが、内定者フォローをする人事担当者様の至上命題となるのです。

内定者の不安の本質を解消するためにも、必要とされているフォローは何なのかを探ることが解決に至る方法といえます。

次の項から内定者フォローのポイントを分析していきたいと思います。

内定者が内定者フォローに望むもの

内定者が内定者フォローを希望する理由というのは、何なのでしょうか?
多くの内定者は「内定が決まったのだから、あとは入社を待つだけ・・・」とは考えていません。内定者として本当に歓迎されているのか、不安でいっぱいなのです。

では、昨今の学生が内定者フォローに望むこととはどのようなことなのでしょうか。

長年、弊社では内定者パックをご利用の企業様の内定者に向け、アンケートを実施しております。内定者の要望はかわらず、以下のようになっています。

質問内定者に聞きました。
内定者フォローを望む理由

内定者フォローをなぜ受けるのか?
内定者が内定者フォローを望む理由は以下の点になります。
  1. 1位同期との連帯感
  2. 2位会社の情報
  3. 3位スキル・知識

次の項では、内定者がなぜ上記3つのフォローを必要としているのか解説します。

内定者の悩み

会社の情報

自分が来年どうなるか知りたい

セミナーを開催したり、会社の採用サイトで会社の情報を公開しても、内定者にとってはまだまだブラックボックス。
「業績、給料とか、本当に求人の通りなの?」
「寮にベッドや冷蔵庫はあるの?あれば今のは捨てなきゃいけない。」
「住まいの契約はいつごろすれば?いきなり言われても困るし、知りたい!」
「どんな服装だったらいいんだろう?」
と、些細な事まで気にかけているケースも少なくありません。

会社ホームページや募集をしている求人広告はあくまで広告です。
それ以外の本当の情報が欲しい、と内定者は望んでいます。
本当のことは入社してみないとわからないことは知っているけど、でも、多少でもいいから知りたい。
そのため、採用試験前にOB訪問をする学生や、去年の懇親会の写真から読み取ることができる情報を必死に読みとろうとしたりする内定者がいるのです。
内定者にとってみれば、去年の新人研修のカリキュラムを教えてあげるだけでもとても有益なものだったりします。

さらには昨今、サークルに入らない人が増えてきていて、上の人との繋がりがないまま、急に社会人となり、入社後のイメージをつかめないことも、この不安を増大させる要因になっています。

スキル・知識

会社はアウェイ

周りに、ほぼ学生しかいない学生が急に社会の中に入っていくのですから、年上の人がたくさんいる会社に入るということは、知らない世界に入るようなものです。

そんな中で内定者は次のように考えます。

何もわからない。
だけど、まずはキチンとした仕事ができるようになりたい。

しかし、具体的に何をしたらいいかわからない。
入るまでわからない。

せめてマナーや最低限と思われるスキルだけは身につけて、失敗したくない。⇒結局実践できないけど

『ゆとり世代』だからなのか、日本人特有なのか、横並び意識が強く、昨今は最初からつまずきたくないと思う内定者が増えています。
しかし、最近はそんな傾向の中にも、新たな動きが強まっています。
不景気が、「取っておくと有利な資格とかありますか?」と聞いてくるようなまじめな子を増やしているのです。
それは人事担当者様方も、身を持ってご存知かと思います。

「何かちゃんと準備したい。」
この焦燥感のためにTOEICや簿記、マナーなどを学びたいという内定者が多くなります。

一番知りたいのは仕事のこと -研修で受けたい講座一覧-

同期のつながり

仲間が欲しい

いろんな準備をしても結局はアウェイなので引き続き不安を感じている内定者が多くいます。
そこで、一緒にこの気持ちを共有できる「仲間が欲しい」と考えます。

しかし、今まで付き合っていた学校の仲間とは別の道を歩んでいきます。
だから、今から一緒に働く同期と仲間になりたい、と思うようになります。


これらのことを全てフォローするとしても子どもじゃないんだから、と思う方もいらっしゃると思います。

もちろん、スタンスはそれぞれで違って良いと思います。
「とりあえず入社してくれればいい。連絡だけとれれば。それまではせっかくだから、学生時代じゃないとできないことをやっておきなさい。」
「社会人なんだから、入社時には意識を切り替えてもらわないと困る。」
「最低限、このスキルだけは身につけて欲しい。」

会社の内定者フォローを行う目的や採用数によっても、フォロー内容も変わって当然です。

では、これらを踏まえて、内定者フォローのポイントを確認していきましょう。

ポイント1 定期的な連絡

いつ内定者に連絡するかは会社次第です。
しかし、想像してみてください。

「内々定の連絡もしたし、次は、内定式前に連絡をしようかな。」という対応を考えていたとします。
しかし、内定者にとってみれば全く先が見えない状態なのですから、
「つぎは、いつ連絡があるのかな?」

「あれ?連絡がないのは自分だけじゃないだろうか?」

「私は本当に内定者なんだろうか?友だちは、内定先から色々連絡が入っているって言うし・・・。」
と不安を覚えているのです。

では、どういった具合に連絡すると良いのでしょうか。

入社までのスケジュール、入社後のスケジュール、研修内容の予定、入社準備の段取り、などこまめにお知らせできるとよいですが、同時に人事担当者様が他の業務を抱えるの中で、「そこまで内定者に手間をかけるのか。」という問題もありますので、程度は会社ごとの判断にはなります。

しかし、少なくとも定期的な連絡がある方が良いです。
月に一回連絡します、ということになれば、少なくとも内定者は「自分は内定者なんだ」という実感を持ちますし、月に一回連絡があることががわかっていれば、その間マメな連絡がなくても、安心します。

連絡を定期的に行った場合:[会社]内定式入社のあとは研修だな。後手後手にならないようスケジュールはきっちりとしよう。[内定者]内定式は来月!懇親会ではいっぱい質問したいな♪
連絡を定期的に行わなかった場合:[会社]そろそろ内定式だ!内定者に連絡しないといけないな。[内定者]連絡来ないなぁ…内定ってホントだったのかな…?

内定者は連絡が綿密であればあるほど大切にされている感じを受けますが、過疎になればなるほど大切にされていない感じを受けます。
過疎すぎると内定者の別のコミュニティで「うちの内定先の会社はこの前~~みたいなことがあったよ」など、別の会社の話を聞くと余計不安になります。

1年間の内定期間を過ごす中、スタンスを維持してもらうために、連絡には心配りをしてください。

ポイント2 情報をオープンに

同期の懇親会は根本的な不安感を解決してくれません。
不安な者同士で集まるので不安解消のための情報がないのですから気休めにしかならないのです。

では先輩社員との懇親会はどうでしょうか。 内定者は意欲を駆り立てられる情報を手に入れることができますし、まだ内定者なのにこんなに受け入れてくれてありがとう、という感謝の気持ちになっていくでしょう。

一番知りたいのは仕事のこと

一般的に先輩と同席させる懇親会・飲み会を開く場合が多いのではないでしょうか。

これは内定者からのニーズも非常に強いものです。

内定者は人事部の話よりも自分と同じ仕事をする人の『現場の話』が聞きたい、と思っています。
しかし、その人のプライベートな話は特に興味はありません。
仕事をしていく中で、何をやってどんなことをしているのか、何を失敗したのか。
自分が将来どうなるか、不安感を解消したいため、高い興味を持っています。

先輩社員との懇親会

ですので、人事部だけで内定者フォローは完結しません。
巻き込む力が必要です。周りを巻き込んで内定者をやる気にしていってください。

その方法のひとつとして、入社2、3年目の先輩社員を巻き込んでフォローする方法があります。実際に年次の近い先輩の人柄を知ることで内定者も安心する上、入社後に自分がどのように働くのか、具体的なイメージをもつことができます。

※内定者パックの有料オプションとして「先輩社員登録オプション」をご用意しております。

ポイント3 働く準備

入社後の自分はどんな風に働くのかを想像したときに、大多数の学生は会社=厳しい世界と考えており、自分の身は自分で守るしかないと思う気持ちを強く持っています。
そのため、「何をしたら仕事ができる人になるのか」を模索します。
つまり業務に必要になってくるスキルを準備することに積極的です。

ですので、そういった準備に対して支援を行ってくれる会社には強いロイヤリティーを感じるケースが多くあります。

ロイヤリティーを感じてもらうことはとても大切なことです。
双方「ありがとう」といえる姿勢は愛社精神を築き、長きにわたり会社に貢献してくれる要因となるものです。

学習について

反面、今の内定者たちは社会からはゆとり世代と呼ばれることもあります。
小中学校のころからメールといえば携帯という世代。今ではメールさえあまり使わない時代にもなりつつあります。
そのためメールに絵文字を使い、件名がなかったり、名乗らないことを当たり前だと思っている。
そういったIT文化に慣れた世代だからといって基礎ITスキルが高いかというと高くない。
できるのは大学時代に論文を書くために使ったWordだけ。
そんなこともよくあることです。
社会人としてのスキルが高いかというと、そうでないケースも多くあります。

しかし、せっかくの入社前という緊張している時期です。
これを有効活用しない手はありません。
慣れていない今のうちに内定者フォローを行い、会社を強くしていきましょう。

私たちはWebで最大限に内定者フォローの効果を高めるサービスを開発し、13年間かけて数千名以上の人事担当者様にご利用いただき、ノウハウを築いてきました。